PROJECT
研究室で関わるプロジェクト


「はやぶさ」後継機として小惑星サンプルリターンを行う小惑星探査機です。「はやぶさ」が探査した小惑星イトカワ(S型)とは別の種類の小惑星(C型)を探査することで、惑星の起源だけでなく地球の海の水の起源や生命の原材料をも探求します。
HAYABUSA 2

MMX
火星衛星の起源や火星圏の進化の過程を明らかにすることを目的とした火星探査計画です。火星の2つの衛星フォボスとダイモスを観測し、うち1つからサンプルを採取して地球に帰還することを想定しています。2020年代前半の打ち上げを目指し開発を進めています。

UZUME
月探査機 SELENE「かぐや」の月面観測データにより、日本が人類史上初めて見出した孔に一番乗りして、その内部や周辺について理学的な調査を行う計画です。ロボット技術を駆使して初の縦孔探査を実現し、将来、火星の縦孔や、峡谷などの、水や生命の痕跡があるかも知れない場所の探査を可能にするための技術の開発も大きな目的です。

SELENE
月周回軌道上観測と、月探査の技術開発を目的とする月周回衛星です。月の起源と進化を解明するための科学データを取得し、月の利用可能性を調査するとともに、月周回軌道への投入や、月周回中の姿勢制御技術、熱制御技術などの開発を行いました。

ESA(欧州宇宙機関) が主導する大型木星氷衛星探査計画であり、欧州各国をはじめ、米国、日本が参加する史上最大級の国際外側太陽系探査です。日本からは、JAXA主導で全国31機関、110名以上の研究者がオールジャパン体制で木星の成り立ちや宇宙における生命存在 可能性に迫ることを目指します。
JUICE

米国・NASAによって商業月面輸送サービス・CLPSプログラムが進行中です。2022年にこのプログラムの一つとしてAstrobotic社の「PEREGRIN」が、月の死の湖の陥没地形周辺への着陸予定です。PERGRINには、イギリスSpacebit社蜘蛛型ロボット「ASAGUMO」、日本のDymon社の小型ローバ「YAOKI」が搭載され着陸点地域を探査技術実証をする予定です。